2022年7月29日

私たちの特長

伝統と最先端の出会う場所
発酵×ヴィーガン

発酵

発酵

発酵

発酵の歴史は古く、古代メソポタミアにはワイン造りの記録が残っていますし、食品としても紀元前5000年頃に偶然できたヨーグルトがあるといわれています。

それから数千年、世界中で酒やパン、調味料や保存食など様々な発酵食品が誕生しました。微生物がもたらすこの「発酵」により、人類の友であるアルコール生産の発展や豊かな食文化が醸成されていったのです。

そして17世紀、"微生物学の父"レーウェンフックにより、長い間「神の思し召しによる自然現象」とされてきた発酵に、微生物が関与していることが発見されました。19世紀、パスツールによって発酵の原因解明が進み、人類は発酵技術を自在に操ることが出来るようになりました。

皆さんも普段から醤油や味噌、チーズに納豆、漬物などたくさんの発酵食品を口にしているはずです。

発酵

例えば味噌、原料である大豆と塩をそのまま食べるより圧倒的に旨味や風味が増していますよね?栄養価もものすごく高くなっています。

牛乳に塩を入れてもチーズの味にならないように、重要なのは微生物が「発酵」させることです。発酵は人間にとって多くの価値を生み出しています。

これほど世界中に広く存在する発酵技術ですが、発酵技術を高度に発展させている国は非常に少なく、我が日本がその筆頭です。

話は脱線しますが、皆さんの住んでいる家の材料、着ている衣服、家電や家具、食品など多くのものは外国からの輸入品です。今や、日本が海外に誇れるものは数少なく、発酵技術は日本が世界と戦える限られた武器のひとつとなりました。

私たちはこの唯一無二の発酵技術をさらに研究・発展させ、よりよい製品作りのみならず、国際市場で戦える"JAPANESE HAKKO"のブランドを未来へと繋いでいきます。

ヴィーガン

ヴィーガン

ヴィーガン

皆さんはヴィーガンについてどれくらいご存知でしょうか?
ヴィーガン(vegan)...すべての動物の命を尊重し、犠牲を強いることなく生きるライフスタイルのこと。

世界では、宗教上の理由やライフスタイルとして古代インドや古代ギリシアからヴィーガニズムの原型は存在していましたが、はっきりと『ヴィーガン』という言葉が用いられるようになったのは、今からおよそ80年前、1944年に英国でヴィーガン協会(The Vegan Society)が創設された際に命名されたといわれています。

実際には、今からおよそ180年前に端を発する厳格な菜食主義が現在のムーブメントのルーツとされています。そして1970年代後半、複数人の医学者が「動物性脂肪や動物性タンパク質中心の標準的な欧米の食生活が体に悪い」と主張し始めます。実際、冠状動脈型心臓病や糖尿病、ある種の癌といった生活習慣病の予防や回復に良いというエビデンスを得て、ヴィーガニズムは世の中に定着していきます。

そして2010年代、ヴィーガニズムはさらに一般化していきます。完全菜食を実践するセレブ、スポーツ選手、俳優、ミュージシャン、政治家ら著名人が劇的に増加し、フレキシ・ヴィーガン(取り組みやすい柔軟なヴィーガン)という考えの広まりも要因のひとつです。

ヴィーガン

2020年代はさらにヴィーガニズムにとっても歴史的な瞬間となりました。2020年のゴールデングローブ賞、アカデミー賞授賞式でふるまわれた食事が100%ヴィーガン料理だったのです。ハリウッドスターや米国セレブには多くのヴィーガンがいます。アリアナ・グランデ、ナタリー・ポートマン、ビリー・アイリッシュなどなど。さらに、レオナルド・ディカプリオやビル・ゲイツはヴィーガン企業へ多額の出資を行っています。

しかし、ヴィーガンの食生活へ完全に切り替えることは非常に困難です。食文化や健康面からも、全ての人が完全にヴィーガンへ移行することは不可能でしょう。前述したフレキシ・ヴィーガンのように、出来るときにだけヴィーガン食を実践する。週に一度ミートフリーデイを設ける、レザーやファーなどを着用しないなど、一人ひとりに出来ることの積み重ねが大切です。

1人の完全なヴィーガンよりも、70億人のフレキシ・ヴィーガンの方がより大きく世界を救う力となります。私たちが、世界でもいち早く提唱している「ヴィーガンコンスメ」は、誰にでもできる素晴らしいヴィーガンアクションです。

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