発酵

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発酵

発酵の歴史は古く、古代メソポタミアにはワイン造りの記録が残っていますし、食品としても紀元前5000年頃に偶然できたヨーグルトがあるといわれています。

それから数千年、世界中で酒やパン、調味料や保存食など様々な発酵食品が誕生しました。微生物がもたらすこの「発酵」により、人類の友であるアルコール生産の発展や豊かな食文化が醸成されていったのです。

そして17世紀、"微生物学の父"レーウェンフックにより、長い間「神の思し召しによる自然現象」とされてきた発酵に、微生物が関与していることが発見されました。19世紀、パスツールによって発酵の原因解明が進み、人類は発酵技術を自在に操ることが出来るようになりました。

皆さんも普段から醤油や味噌、チーズに納豆、漬物などたくさんの発酵食品を口にしているはずです。

発酵

例えば味噌、原料である大豆と塩をそのまま食べるより圧倒的に旨味や風味が増していますよね?栄養価もものすごく高くなっています。

牛乳に塩を入れてもチーズの味にならないように、重要なのは微生物が「発酵」させることです。発酵は人間にとって多くの価値を生み出しています。

これほど世界中に広く存在する発酵技術ですが、発酵技術を高度に発展させている国は非常に少なく、我が日本がその筆頭です。

話は脱線しますが、皆さんの住んでいる家の材料、着ている衣服、家電や家具、食品など多くのものは外国からの輸入品です。今や、日本が海外に誇れるものは数少なく、発酵技術は日本が世界と戦える限られた武器のひとつとなりました。

私たちはこの唯一無二の発酵技術をさらに研究・発展させ、よりよい製品作りのみならず、国際市場で戦える"JAPANESE HAKKO"のブランドを未来へと繋いでいきます。

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